| 37号有事法制も憲法改悪も許さない
									 第37回全国総会を成功させよう
									有事法制をめぐる情勢は国会提出目前の緊迫した段階をむかえています。また3年目に入った憲法調査会は「各論」の調査に入り、衆院調査会の中山会長は「中間報告」を口にしはじめています。憲法会議にとって、まさに正念場の時を向かえています。第37回全国総会の成功が強く期待されています。
  中央憲法会議は3月15日に担当常任幹事会を開き、全国総会の方針案についての最終段階の討議をおこないました。ここでは、憲法調査会を中心とした明文改憲の動きと、有事法制など憲法九条を根底から破壊しようとする解釈改憲の動きを統一的にとらえ、国民的運動に発展させていく全国総会の意義や憲法会議の役割が強調されました。なお、方針案は3月25日ごろ発想の予定です。各団体・地方憲法会議の参加者確定をお願いします。 
									
										
											| 有事法制は許さない3・22中央集会
◇3月22日 午後6時30分◇日比谷野外音楽堂
 ◇主催 憲法会議、全労連、安保破棄中央実行委員会など7団体
 |   有事法制リーフ25万部 憲法会議が安保破棄中央実行委員会と共同作成した有事法制のリーフの活用は25万部を突破しました。急速に学習と宣伝の輪は広がりつつありますが、小泉内閣は3月末ないし4月の初めには法案を提出する構えです。3・22中央集会をよびかけた7団体は次の行動をよびかけています。
 (1) 学習・宣伝を徹底して広げる。(2) 反対署名を推進し国会要請行動を強める。
 (3) 有事法制反対の共同をすすめる。
 
 5・3集会の準備急ピッチ 「2002年5・3憲法集会実行委員会」事務局は、3月11日の第2回実行委員会の論議を受けて急ピッチでプログラム確定、チラシ作成などの準備作業をすすめています。これまでに確定している主なことはつぎのとおり。◆集会名称 「生かそう憲法 高くかかげよう第9条 2002年5・3憲法集会」
 ◆会場 日比谷公会堂
 午前12時開場 午後1時開会
 ◆スピーチ
 小田 実(評論家)
 暉峻 淑子(埼玉大学名誉教授)
 志位 和夫(日本共産党委員長)
 土井たか子(社会民主党党首)
 (終了後銀座パレード)
 ◆チラシ完成 3月29日予定
 
 沖縄で地方公聴会    衆院憲法調査会
  衆院憲法調査会は仙台、神戸、名古屋につづく4回目の地方公聴会を沖縄県で開催することを決定しました。開催要綱はつぎのとおりです。*日時 4月22日
 *会場 名護市・万国津梁館会議棟
 *意見陳述者数 6人(沖縄県在住者より公募により選定)
 *公募申し込み 4月8日までに、住所、使命、年齢、性別、職業、電話番号と意見の要旨(800字以内)を書いて下記へ
 東京都千代田区永田町1-7-1
 衆院憲法調査会事務局 会長宛
 
 学習書を発行『憲法問題の焦点』
 憲法会議では、憲法調査会を中心とした憲法改悪の動きや有事法制をはじめとする憲法破壊の動きに反対する国民的な運動をもりあげるため、このたび新日本出版社から『憲法問題の焦点―現代改憲論の検証』を発行しました。執筆者いずれも各地の憲法会議で活躍しているメンバーです。
 主な内容と執筆者はつぎのとおり。
 
 
46版 1600円、21世紀の日本の進路と憲法をめぐる攻防(川村俊夫憲法会議事務局長)
、今日の改憲論を検証する1、平和主義をめぐる議論の過去・現在・未来(小沢隆一静岡大教授)
 2、「改憲」論と人権(倉持孝司名古屋経済大教授/倉田原志立命館大助教授)
 <補論>首相公選制で政治は国民のものになるか(奥野恒久龍谷大非常勤講師)
 
、日本国憲法の先導性と現実政治のへだたり(小林武南山大教授)
 
 【おわび】 事務局のつごうで「速報版」発行の間隔がかなりあいてしまいました。有事法制反対の運動推進のために、今後は定期発行につとめます。
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